Bracketsが2017年3月23日にVer1.9へバージョンアップデート&リリースされました。Ver1.9ではおおきく5つの点が新しくなりましたので、何が変わったのかを少し詳しく説明していきますね。
出典:https://brackets.io/
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ちなみにアップデートの概要は、Brackets公式サイト(https://brackets.io/)のページの下の方に、掲載されています。
最新バージョンはこちらです。
英語で記述されているリリースノートはこちら→Release Notes: 1.9
では、少し詳しく1つずつ見ていきましょう。
っと、その前に……2017年4月9日現在、Brackets 1.9では、フォント設定ができなくなっています。ご注意ください。まぁバグなんですけど……
・Custom font is ignored #13221
・Unable to change font family AND font size #13240
なお、Ver1.9へのアップデート方法はこちらからどうぞ!

では、まず1つ目の新しくなったから……
1点目:ライブプレビューでのリバースインスペクト
『リバースインスペクト??? なんのことやら……(ΦωΦ)』って感じですよね。これは何かというと……
ライブプレビューしているChromeブラウザーで、画面上(の任意の要素)をクリックすると、エディター画面でそれに対応する要素タグが、ハイライト表示されることです。
これは、かなり便利かとΣ(・ω・ノ)ノ!
この「リバースインスペクト」という機能の反対の機能に該当するのが「ライブプレビューハイライト」です。「ライブプレビューハイライト」はBracketsでエディタ画面に対応する要素をクリックすると、ライブプレビューしているChromeブラウザーで、画面上(の任意の要素)がハイライト表示される機能です。Ver1.9より前から可能でした。

すっごい、便利になりました!!!
では2つ目の新しくなった点へ行きますね。
2点目:検索と置換での「すべて置換」操作のサポート
「すべて置換」というのは、検索結果に対して、確認手順をふまずに、置換できる機能のことです。
ちなみに今までは、確認手順をふんで、置換する方法([バッチ]ボタンを押す)しかありませんでした。
話を戻して……「確認手順をふまずに、置換できる機能」をもった[すべて置換]ボタンが、[置換]コマンド(Ctrl+h)に、新たに追加されました。
では3つ目の新しくなった点へ行きますね。
3点目:ダウンロード数の表示とダウンロード数に基づいた拡張機能のソート
Ver1.9からは拡張機能マネージャー画面で、「各プラグインがダウンロードされた数の表示」と「プラグインがダウンロードされた数による並び替え」ができるようになりました。
Ver1.8までの画面は以下のとおりで、それに比べるとかなり便利になりました。
とはいえこの機能は、「Extensions Rating」プラグインを使用している人にとっては、とくに目新しい機能ではなく……。『Extensions Rating???』という人はこちらをご覧ください→最初にExtensions Rating拡張機能プログラムをインストールしよう。
まぁ、管理人的にはまだ他の機能もついている「Extensions Rating」プラグインを使用し続けようかなという感じです。
では4つ目の新しくなった点へ行きますね。
4点目:名称未設定のドキュメントでのモードの切り替え
Ver1.9からは、ファイルを新規作成した直後の状態(=名称未設定のドキュメント)で、編集モードをhtml・css・JavaScriptなどなどに切り替えることができます。
ちなみにVer1.8までは、編集モードの切り替えはできません。
ファイルを新規作成した時に、いちいち「(名前を付けて)保存」作業をしなくていいので、さりげなく便利になったかと(*^。^*)
では5つ目の新しくなった点へ行きますね。
5点目:分割ビューでのドキュメントの切り替え
分割ビューで、左右分割または上下分割しているときに、ショートカットキーAlt+wで、「左↔右」または「上↔下」の(ペイン間の)フーカス移動が可能です。
ちなみに、今までもCtrl+Tabで、ファイル間の切り替えは可能でした。ただ、(ペイン間の)フーカス移動のみということはできなかったので、大変便利になりました。
まとめ
今日は、2017年3月23日にリリースされたBrackets Ver1.9のアップデート内容について、まとめました。
管理人レベルで便利になったのは、「ライブプレビューでのリバースインスペクト」ですね。おかしな表示になってしまった時に、対応するhtmlコードがすぐにエディタ画面でわかるので、非常に助かります。
あとは「名称未設定のドキュメントでのモードの切り替え」も、ファイルを新規作成した時に、いちいち「(名前を付けて)保存」作業をしなくていいので、さりげなく便利になったかと。
残念なのは、2017年4月9日現在、フォント設定ができなくなっていることですね。まぁバグなんですけど……。できれば早く修正してほしいですね。やっぱりフォントがオシャレな方が作業も進みますし……
そうそう、よかったら以下の記事も参考にしてくださいネ。
Brackets Ver1.9へのバージョンアップデート方法 Windows編
Bracketsを初心者がインストールする方法 Windows編
5分で学べるBracketsの使い方。スグに使いはじめたい人の基本操作
それでは。