画像加工編集ソフトはGIMPがおススメと聞いて使いはじめたけど、どこをどのように操作したらいいのかさっぱりわからない……と困っていませんか?
その気持ちよくわかります。わたしもそうでしたから……ネットで調べても断片的な情報しかわからないからできるようにならない……。ということで本を購入することにしたのですが、それでもなかなかいい本にめぐりあえず……
そして最終的にたどり着いたのが「GIMPのドリル!」でした。今日はこの「GIMPのドリル」を画像加工編集ソフト未経験者・初心者へおすすめ本にしている3つの理由を書きますね。
この記事を作成してから約2年後の2018年1月現在、ここまでできるようになりました!
ちなみに今日ご紹介する「GIMPのドリル」は「画像加工編集ソフト自体が未経験で、かつGIMPをはじめて使う初心者」へおすすめできる本です。他の画像加工編集ソフトをバリバリ使いこなしているGIMP未経験者には該当しません。そのあたりについては以下の記事を参考にしてくださいね。
理由1 ドリルという名のとおり、簡単にできる
GIMPのドリル!をおすすめ本とする理由の1つ目は、ドリルという名のとおり、GIMP初心者が簡単にそして手軽に取り組むことができる構成になっていることです。
1つのお題に対して基本的に見開き2ページで構成されているため、少しずつ着実にすすめていくことができます。
理由2 気楽にできるおもしろさ
GIMPのドリル!をおすすめ本とする理由の2つ目は気楽にできるおもしろさです。最初のページに、
この本によって少しでも多くの方にGIMPを知ってもらえれば、そして笑いながら読んでもらえれば、それはそれは本望です。
と書かれています。そしてその通り、肩を抜いてGIMPに取り組める内容になっています。
たとえば「顔写真を綺麗にしたい!」というお題では綺麗なお姉さんをさらに綺麗にするために「顔のシミ・そばかすを消していこう」「女性必読。婚活にご利用ください」といった感じですすめていくことができるのです(内容としては「修復ブラシツール」の説明をしています)。
よく「写真が綺麗なのは、加工しているからだよ」なんてことを聞きますが、『なるほど、こうやってきれいにするのか』と実感することができます。
このように「GIMPのドリル」には気軽に勉強をすすめていくことができる面白さがあるのです。そしてその気楽にできるおもしろさゆえに、この「GIMPのドリル!」を私は2回繰り返しました。少なくともあと1回は繰り返す予定です。
理由3 本を終わった頃にはできるようになっている
GIMPのドリル!をおすすめ本とする理由の3つ目は、この本を終わった頃にはGIMPで画像加工編集できるようになっていることです。
もう少し詳しくいうと「画像加工編集ソフト自体が未経験でGIMPをはじめて使うレベルの人」が『ひょっとして、こうすればできるんじゃないかな』と自分で問題解決して、GIMPで画像加工編集できるレベルに成長していることです。
ほんと不思議ですよ。これを身をもって体験したので、私はおすすめ本としてご紹介しているわけですが。
最大のデメリットはGIMPのバージョン2.6と古いこと
この「GIMPのドリル!」の最大のデメリットはバージョンが2.6と古いことです。
ちなみにこの記事を書いている時の最新バージョンは2.8です。そのため本に書いてあるとおりには、一部できないところがあります。私が『これはちょっと……』と特に思ったのはパターン登録の部分です。ネットで調べればすぐわかりますが……。
いかんともしがたいところですが、筆者の方にぜひ最新バージョンでの執筆をお願いしたいところですね。
GIMPのドリル!で初心者ができるようになること
百聞は一見にしかず……ということで、画像加工編集ソフト自体が未経験でGIMP超初心者だった私が無料画像をGIMPで編集してつくった画像をご紹介しますね。
GIMPのドリルに具体的なやり方が載っていたわけではないのですが、不思議なことにちょっとネットで調べればこれくらいのことは簡単にできるようになってしまうのです。
まとめ
今日は「GIMPのドリル!」をおすすめ本にしている3つの理由と最大のデメリットを書きました。たしかにバージョン2.6と古いために、本に書いてある通りにできないところが一部あるのは大きなマイナスポイントになります。
しかしその大きなマイナスポイントを帳消しにしてくれる「ドリルという名のとおり、簡単にできる」「気楽にできるおもしろさ」「終わった頃にはできるようになっている」メリットを持っている素晴らしい本です。
2019年6月現在、Gimp2.10でも、ほぼ問題なく使えることを確認してあります
画像加工編集ソフトはGIMPがおススメと聞いて使いはじめたけど、どこをどのように操作したらいいのかさっぱりわからない……とあなたが困っているのであれば、間違いなくおすすめできる本です。
この記事を作成してから約2年後の2018年1月現在、ここまでできるようになりました!
さらに約6年後の2022年の年賀状作成でも、GIMPのドリルが活躍してくれました。
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