GIMPのバージョンが2.10になったけど、「GIMPのドリル」はつかえるのか? と思っている人はいませんか?
「GIMPのドリル」は、Ver2.6で説明しています。なので、Ver2.10.10 で「GIMPのドリル」に書いてあるとおりのことができるか検証してみました。
結論から先にいうと、
ほぼ問題なく「GIMPのドリル」に書いてあるとおりのことができます。
では、はじめます。
検証したきっかけ
検証したきっかけは、英語だったGIMPのメニューバーの文言が、Ver2.10.10へバージョンアップして、日本語になったからです。
もうすこしくわしくいいますと、ボクは、GIMPのVer2.8を長年使用していていました。GIMPを使えるようになったのは、もちろん「GIMPのドリル」のおかげです。


できればVer2.8をこのまま使いたかったのですが、起動がおそいなどいろいろ問題がでてきたため、今年の2月頃からやっとVer2.10.8を使うようになりました。
しかし、Ver2.8と違って、V2.10.8では、[色]メニュー、[フィルター]メニューが英語になったままでした。
たとえば、フィルターメニュー内は、以下の通りです。
- [ぼかし] → [Blur]
- [モザイク処理] → [Pixelize]
- [ガウスぼかし] → [Gaussian Blur]
ってな感じです。
もちろん、これ以外にも英語メニューがならぶので、正直、目が回ってしまっていました。
なので「GIMPのドリル」でも、44ページ目以降は、日本語を英語へ翻訳しながらやる必要がありました。
いやー「GIMPのドリル」って、ボクみたいな素人を対象にしているわけだから、これはちょっときついなぁー。もう「GIMPのドリル」はおすすめできないなぁ
って感じでした。
そんな矢先、4月7日に、Ver2.10.10へマイナーバージョンアップしたという情報が入ってきました。
なのでインストールすると、メニューバーのフィルターが日本語になっている!!!
ということで、「あっ、GIMPのドリル、また使えるかも!」ということで検証してみたわけです。
検証した結果
検証した結果、ほぼ問題なく「GIMPのドリル」に書いてあるとおりのことができることがわかりました。
ちょっとできなかった(もしくは違う)ところは、
- アイコンが2.6と2.10.10で、若干違う
- 93ページのパターンファイルの保存方法
- パスツール関連
という感じです。まぁでもこれは Ver2.8 でも同じだったかと記憶しています。
現在でも、GIMPのドリルが最適
現在でも「画像加工編集ソフト自体が未経験でGIMPをはじめて使う」人にとって、「GIMPのドリル」が最適かなと、あらためて実感しました。
というのも先日書店へいって、GIMPコーナーをみましたが、今でもGIMPの本が、ほとんどありませんでしたし。
こちらのVer2.10も持っているのですが、「画像加工編集ソフト自体が未経験でGIMPをはじめて使う」人には難しいかと………
ボクはブログに掲載する画像を編集することが、ほとんどです。そしてそれは「GIMPのドリル」に掲載されていることで、こと足りています。
もちろん、日々ステップアップしなければいけないので、今後はもっと他のGIMPの本でステップアップしていきたいですが。
最後に「GIMPのドリル!」のamazonへのリンクをつけておきますねー→
GIMPのドリル!のカスタマーレビュー
それでは!