GIMP初心者は入門書としてどの本を買えばいいの?
悩みますよね。私も同じように悩み「おすすめ」といわれているGIMP本を結局3冊買ってしまいました。買った順番にいうと「はじめてのGIMP2.8」→「できるクリエイター GIMP2.8 独習ナビ」→「GIMPのドリル」になります。
結果として私は「GIMPのドリル」が一番でした。今日は「各本を購入した動機」と「その結果どうだったのか」を書きますね。
話を始める前に……
おそらくGIMP初心者といった場合、大きく2つのパターンにわかれると思います。1つ目は「他の画像加工編集ソフトを使用していて、GIMPをはじめて使う」パターン。2つ目は「画像加工編集ソフト自体が未経験でGIMPをはじめて使う」パターン。
ちなみに私は2つ目の「画像加工編集ソフト自体が未経験でGIMPをはじめて使う」パターンでした。
ということで本を購入した順に説明していきますね。まずは「はじめてのGIMP2.8」から……
はじめてのGIMP2.8 の感想
はじめてのGIMP2.8は、本屋に行って『GIMP初心者でいい本はどれかなぁ……』と自分の目で見て選んだ最初のGIMP本です。
とりあえず最後までやってみたのですが……その後、自分でやりたいことができませんでした。
たしかに本に書いてあることはその通りにできたのですが、いざ自分で編集・加工して画像処理をしようと思ってもできなかったのです。もちろん本を見直しながらやったのですが……。
そんな状態が続いたので、次に「できるクリエイター GIMP2.8 独習ナビ」を購入することにしました。
できるクリエイター GIMP2.8 独習ナビ の感想
できるクリエイター GIMP2.8 独習ナビは、Amazonのカスタマーレビューでも★5つの人が多かったので、それを理由に購入しました。
期待して始めたのですが、結局レッスン1で何をやっているのかがわからず……レッスン2のある70ページあたりで挫折しました。
ちなみに全部で280ページくらいあります。この「できるクリエイター GIMP2.8 独習ナビ」は、おそらく「他の画像加工編集ソフトを使用していて、GIMPをはじめて使う」人には、非常によい本でないでしょうか?
ただ私のように「画像加工編集ソフト自体が未経験でGIMPをはじめて使う」場合には、ちょっとレベルが高すぎます。
ということで挫折してしまい、たどり着いたのが「GIMPのドリル」でした。
GIMPのドリル の感想
GIMPのドリルは、Amazonのレビューをみてから本屋にいって中身をみて購入しました。さすがに3冊目となると『次こそ絶対当たりであってほしい……』という気持ちが……。
購入してから毎日少しずつやっていきました。
すると……この「GIMPのドリル」はやっていて楽しい! ドリルという名がつく本だけあって、毎日少しずつ、しかも楽しく進めていくことができます。
最終的にこの本を2回くり返して終わってみると……なんと自分のやりたいことが、なんとなーくというレベルですが、できるようになっているのです!自分でもビックリです。
今まで『結局どーすればいいんだよ……』と途方に暮れていたのが、パーフェクトではないにしてもできるようになったのです。これは相当うれしかったです。
ちなみにこんな画像が作れるようになりました(無料画像をGIMPで編集しました)。GIMPのドリルに具体的なやり方が載っていたわけではないのにです。
この記事を作成してから約2年後の2018年1月現在、ここまでできるようになりました!
ただこの本にも唯一の難点があります。それはバージョンが2.6と古いことです(ちなみに現在のGIMPバージョンは2.8です)。
そのため、ネットで調べないといけない箇所が少々ありますが、大体はバージョンを気にしないでできます。
とはいえ、できれば著者の方に最新版で出していただきたいところですけどね。
2019年6月現在、Gimp2.10でも、ほぼ問題なく使えることを確認してあります
ということで、いまのところ「GIMPのドリル」が一番おすすめです。
まとめ
今日は私が『GIMP初心者が入門書としてどの本を買えばいいの?』と思い、「はじめてのGIMP2.8」→「できるクリエイター GIMP2.8 独習ナビ」→「GIMPのドリル」を購入していった過程とその本の感想を書きました。
「他の画像加工編集ソフトを使用していて、GIMPをはじめて使う」という私と同じパターンの初心者であれば、「GIMPのドリル」で画像加工編集ができるようになりますので参考にしてくださいね。