Visual Studio CodeのVer1.63から、全角の空白とASCII文字と混同される可能性のある文字が、デフォルトで、ハイライト表示されるようになりました。
拡張機能なしに、全角の空白をハイライト表示できるようになったのは、朗報です。
が、ASCII文字と混同される可能性のある文字…たとえば全角の!や []などまで、ハイライト表示されるようになってしまい、うっとおしい! と思っている人も多いと思います。mdファイルは、全角の空白のみがデフォルトで、ハイライト表示されています。
というわけで、全角の空白とASCII文字と混同される可能性のある文字のハイライト表示を、非表示にする方法をまとめました。
なお、全角空白のみハイライト表示するには、以下の記事を参考にして下さい。
全角の!や [ ]などのハイライトを、非表示にする
ASCII文字と混同される可能性のある文字…たとえば全角の!や [ ]などのハイライトを、非表示にするには、設定(Ctrl + , ) > テキストエディタ > Unicode Highlight: Ambiguous Characters のチェックを外します。
具体的には、以下の手順となります。
- 設定(Ctrl + , ) を開き、
- 検索ボックスに unicode と入力し、
- Unicode Highlight: Ambiguous Characters のチェックを外す。
変更前と変更後を比較してみてみますね。
変更前がこちらで…
変更後が、こちらです。
さらに全角空白のハイライトを、非表示にするには…
さらに全角空白のハイライトを、非表示にするには、設定(Ctrl + , ) > テキストエディタ > Unicode Highlight: Invisible Characters のチェックを外します。
具体的には、以下の手順となります。
- 設定(Ctrl + , ) を開き、
- 検索ボックスに unicode と入力し、
- Unicode Highlight: Invisible Characters のチェックを外す。
変更前と変更後を比較してみてみますね。
変更前がこちらで…
変更後が、こちらです。
Unicode制御文字を利用したなりすまし攻撃に対応
実は今回(のVSCodeのVer1.63から)の、全角の空白とASCII文字と混同される可能性のある文字が、デフォルトで、ハイライト表示されるようになった理由は、Unicode制御文字を利用したスプーフィング(なりすまし)攻撃に、対応するためでした。
なので、単純に「ハイライト表示をする・しないの問題ではない。セキュリティ対策としておこなわれた」ということだけは、認識しておく必要があります。
くわしくは公式サイトに記載されています。
他にも方法があります。
実は、ほかにもいろいろと、全角の空白・ASCII文字のハイライトを、非表示にする方法があることをVSCode公式サイトをみるとわかります。
Unicodeの強調表示
ソースコード内のすべての一般的でない非表示の文字がデフォルトで強調表示されるようになりました。
さらに、ASCII文字と混同される可能性のある文字も強調表示されます。
設定はeditor.unicodeHighlight.invisibleCharacters、editor.unicodeHighlight.ambiguousCharacters、またはeditor.unicodeHighlight.nonBasicASCIIに設定することができfalse、対応する機能を無効にします。
次の設定を使用すると、個々の文字を強調表示から除外したり、コメントまたはテキスト内の文字を除外したりできます。
- editor.unicodeHighlight.allowedCharacters -強調表示されない特定の文字のリスト。
- editor.unicodeHighlight.includeComments -コメント内の文字の強調表示を有効にします。
引用:https://code.visualstudio.com/updates/v1_63#_unicode-highlighting
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これでは、私レベルではちょっと理解ができず(ーー;)
ということで、まとめてみました。
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