ノンデザイナーのみなさん、Webデザインの勉強はどのようにしていますか? 管理人は、本による独学がメインで、ここ1年半ほどいろいろと探し求めていたのですが、やっと自分の希望にかなう「ノンデザイナーのためのWebデザインのセオリーを学べる本」を見つけることができました。それが「Webデザインとコーディングのきほんのきほん」です。
Amazonはこちら→Webデザインとコーディングのきほんのきほん
今日はそのご紹介をしたいと思います。
一般デザインに関するよい本はいっぱいあるが……
ノンデザイナーのための一般デザインに関する本は、「ノンデザイナーズ・デザインブック」や「伝わるデザインの基本」や「デザイン入門教室」などのよい本が出版されていて、みなさんもそれなりに勉強&実践ができていると思います。管理人も持っています。
もちろんAmazonのカスタマーレビューでの人気も高いです。
伝わるデザインの基本 増補改訂版 よい資料を作るためのレイアウトのルール
デザイン入門教室 [特別講義] 確かな力を身に付けられる ~学び、考え、作る授業~ (Design&IDEA)
しかし『Webデザインとなると……なかなかよい本がないなぁ。そもそもデザインとWebデザインは、どこが同じで、どこが違うのだろうか?』と思いませんか? 管理人は、そんな感じでここ1年半ほどいろいろと探し求めて、この本の山です(-_-メ)
なかなかノンデザイナーの管理人がわかるような本にであえることができず、『やっぱりWebデザインは、ちゃんと学校へ行って習ったり、プロになって実戦経験をつまないとダメなのかなぁ……』と思っていました。
ところが、ホームページ作成の設計手順を知りたくて購入した本の中に、たまたま「Webデザインのセオリーが載っている本」を見つけることができました。それが「Webデザインとコーディングのきほんのきほん」です。
発見した時は『おぉー、これが求めていた本だぁΣ(・ω・ノ)ノ!』と、かなり感激でした。と管理人の感動はどうでもいいとして、みなさんに中身をすこしご紹介します。
Webデザインのセオリーが載っている「Webデザインとコーディングのきほんのきほん」
この「Webデザインとコーディングのきほんのきほん」の素晴らしいところは「Webデザインのセオリー」がノンデザイナーにわかりやすく載っていることです。
本来この本は、Webサイト制作の流れをつかむために書かれている本です。本書の読み方に以下のように記載されています。
本書は、Webサイト制作のために必要な知識を、「デザイン」や「マークアップ」のように一部を切り取った形ではなく、全体を通して理解することを目的にまとめています
なので流れだけかと思いきや……Webデザインのセオリーがちゃんと載っているのです。しかもノンデザイナーがわかる言葉でΣ(・ω・ノ)ノ! 簡単にメリット・デメリットに触れておきますね」。
メリット
メリットは、一般(≒印刷物)デザインの基本にふれてから、Webデザインについて学んでいける点です。
このため一般(≒印刷物)デザインを知っている人は、Webデザインとの「差異部分」だけを学ぶことができるので、非常に効率的です。
たとえば……「印刷物で読みやすい文字数」と「Webページで読みやすい文字数」との違いってご存知ですか? そんなことがP39に載っています。
その他にも「ユーザーの経験値を利用したWebサイトのレイアウトパターン」や「文字サイズ」「リンクデザイン」「ナビゲーション」などWebデザインならではのセオリー・基本的ルールが、ノンデザイナーでもわかる言葉で書かれています。
デメリット
デメリットは2つあります。
1つ目は、本の後半がPhotoShopをつかったWebページ制作説明になってしまう点です。PhotoShopを持っている人はいいかもしれませんが……
2つ目は、ノンデザイナーが「デザイン一般に関する知識なし」状態で、いきなりこの本を読むと『???』になる点です。デザインに関するポイントは押さえていますが、さすがにノンデザイナーがそれをいきなり理解していくにはつらいのではないかと……
そんな時は「ノンデザイナーズ・デザインブック」「伝わるデザインの基本」「デザイン入門教室」を読んでから入ると、すんなり入ることができます。ノンデザイナーの管理人も全部持っており、お気に入りの本です。
伝わるデザインの基本 増補改訂版 よい資料を作るためのレイアウトのルール
デザイン入門教室 [特別講義] 確かな力を身に付けられる ~学び、考え、作る授業~ (Design&IDEA)
まとめ
今日はノンデザイナーが独学でWebデザインのセオリーを学ぶのに最適な本「Webデザインとコーディングのきほんのきほん」のご紹介をしました。もともとの目的がホームページ作成の設計手順を知りたくて購入した本でした。
そして読みだしたら「Webデザインに関する基礎知識をみにつける最適な本」だったというわけです。
『Webデザインでなかなかよい本がみつからないなぁ。一般デザインとWebデザインは、どこが同じで、どこが違うのだろうか?』と悩んでいる人には最適な1冊になると思います。